こちらで学べるのは一発逆転ホームランの投資方法ではなく、コツコツとリスクを抑えて資産を増やしていく投資方法になります。
投資初心者は何から始めたらよいのか?
1. 証券口座開設
まず株を売買するために証券口座の開設が必要になります。
口座を開く際は「特定口座」と「一般口座」のどちらで開くことが選択できますが、オススメは「特定口座」になります。特定口座だと自動で源泉徴収されるため、確定申告が不要になります。
2.iDeCo(イデコ)・積立NISAの申し込み
口座開設が完了した後は、開設した口座からiDeCo(イデコ)・積立NISAの申し込みを行ってください。 iDeCoは会社に記入してもらう書類が発生しますので、会社へ確認が必要になります。また注意点としてiDeCoは原則60歳以降しか受け取れません。途中で引き出したい方や会社への確認がめんどくさい方は積立NISAのみ始める形でよいと思います。
iDeCo・積立NISAは国が老後のお金に困らないように考えた施策なのでぜひ利用してください。
こちらを利用しなくても株は購入出来ますが、運用益が課税され20.315%も減少します。
3.インデックスファンドの購入
iDeCo(イデコ)・積立NISAの申し込みが完了すると、積み立てが可能になります。
積み立てが可能な状態になりましたら、王道な投資方法としてインデックスファンドを購入してください。
インデックスファンドは色々ありますが、下記の2つがじっちゃまが推奨されているファンドになります。どちらでもお好きな方で積み立ててください。
・全世界株式インデックス・ファンド
日本を含む先進国ならびに新興国の株式
・全米株式インデックス・ファンド
米国株式
筆者は全世界株式インデックスファンドを選択し積み立てます。
4.まとめ
投資初心者は王道の投資からはじめる事。いきなり個別株を購入するのプロの餌食になる確率が極めて高いです。まずはリスクが低く勝率の高い投資から始め、その後デザートとして個別株を楽しむのが良い。
株の購入するタイミング
答え:決算が良かったら購入する。
機関投資家は必ず決算を確認してから買いに入る。決算前に買いに入る事はない。なぜなら機関投資家は出資者に説明責任があるため。
必ず決算を確認し良かったら買うのが王道の投資。
逆に保有している株の決算が悪かったら一旦売ってください。一度、決算をミスした企業は次もミスをする可能性が極めて高いため。ただし、その後に三回連続で良い決算を出した場合は再度投資してもOKになります。
決算書で読むべきポイント
重要なポイントは下記の3つになり、これをクリアした銘柄のみ購入対象として投資する。
株価に影響を与える材料とは
答え:金利と業績。
投資で成功するには
素直になる事。決算が悪ければすぐ売る。この株を信じているからずっとガチホは最悪の選択。
相場は新しい方向へと常に変化している。昨日と今日の1日でも変化する為、その変化を受け入れ君子豹変する。
投資を上達するために必要な事
それは何度も株取引を繰り返すこと。その際に何度も繰り返し試行できるために自分の投資元本を温存する対策を講じる必要がある。それが損切り。一発退場を食らうと投資するお金を失ってしまうためルールが必要。
おすすめのルールは自分の買い値から8%やられた際に理由がどうであれ、一旦そのポジションを手仕舞いする。
新高値銘柄を買う投資方法
新値というのは過去最高値。過去に一度も付いたことのない値で、今までとは違う全く新しい評価が生まれた瞬間です。
重大な何かが起こった株は、さらに勢いをつけて株価が上昇する事が多いです。
理由の一つとして、ベテランの投資家ほどその事情をよく心得ているため、新値をつけたところから新しく買い始める事が多いからです。
新高値をとった銘柄は、値運びが急に軽くなる場合が多いです。それを新波動入りという表現をすることがあります。
新高値銘柄を購入する際の注意
新高値を購入するという行為は高くなっている株を買う事です。割安なので買う切り口は通用しません。
勢いのある株を買う買い方をモメンタム投資といいます。
モメンタム投資では上がっている株を購入するのが鉄則です。
モメンタム投資はいつ売るのか?
モメンタム投資では株価が上がっている局面で売りません。大きな出来高を伴って株価が大きく下がった際にいつでも売れるよう準備しておきます。
一度大きく下がってもすぐ持ち直すケースもあります。
全部売らずまずは粘ります。
ただし、次に再び大きな出来高を伴って株価が大きく下がるのであれば要注意です。売るタイミングが分からない場合は半分だけポジションを売るというやり方もあります。
長期金利と短期金利
理想のビジネス
①株式を上場する必要が無いビジネス
②無限にスケールするビジネス
③COGsの無いビジネス
④Deliverablesの無いビジネス
⑤在庫の無いビジネス
⑥従業員を雇わなくて良いビジネス
無限にスケールするビジネスに関しては……自分の努力ではなく、他人の努力で無限にスケールするビジネスがベスト。 つまりプラットフォーム・ビジネス!
タックスロスセリング
毎年年末になると起こる現象。現在保有中の株式で大きく含み損になっているポジションを処分し、損失をだしすでにあるキャピタルゲインと相殺し、税金の支払額を少しでも小さくする技法。
どういった銘柄が対象になりやすいのか?
1.その年にIPOされた銘柄
2.上場後株価の足取りが芳しくなく多くの投資家が含み損を抱えている銘柄
小型株の方がタックスロスセリングがきつい
今から12月15日くらいの時期までこっぴどく売られやすい
ボコボコに売られた銘柄が急騰しやすい
タックスロスセリングの反動で株価が上昇する現象を1月効果と呼ばれる
最も効率が良かったのは12月15日から12月31日の期間での投資
言い換えれば1月効果は実際には12月後半に来る!という事
確認する指標
アメリカ 10年債券利回り
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield-streaming-chart
投資に役に立つツール4選
DeepL
世界一翻訳の精度が高いツール。グーグル翻訳以上。
The Motley Fool
決算発表後のカンファレンスコールの書き起こしが閲覧可能。
finviz
米国株のパフォーマンスが瞬時に把握可能。
FRED
世界中の公的な経済データが閲覧可能。
堅実な投資方法が学べるおすすめ本
MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法 [ 広瀬隆雄 ]
ノウハウが詰まった株式投資方法
オニールの相場師養成講座 成功投資家を最も多く生んできた方法 (ウィザードブックシリーズ) [ ウィリアム・J.オニール ]
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